長編部門（コンペティション）
⼝蹄疫から⽣きのびた豚
原題：구제역에서 살아 돌아온 돼지
韓国
2024
作品紹介
口蹄疫を気力だけで生き延びた『ピッグH』は、自分に誓う。ゴミのように死ぬわけにはいかない――そのためには人間になるしかない。疑いの余地なく、体も顔も完全に人間になるために、どんな犠牲を払ってでも、全てを捧げる覚悟だ。
一方、幼少期から絶え間ない嫌がらせを受け続けてきた『チェ・ジョンソク』もまた心に誓う。この呪われた人間としての人生を捨て去りたいと。獣のように、本能だけで生きることを選ぶ。死を考えることすらできない、純粋な獣として。彼は全てを捨てる覚悟がある。
監督
ホ・ボムウク
"ホ・ボムウクは、1983年に韓国ソウルで生まれ、2011年に韓国映画アカデミー（KAFA）を卒業した。彼のデビュー作『ON THE WHITE PLANET(原題)』（2014）は、世界中の映画祭で上映され、2015年にはホーランアニメーション映画祭でグランプリを受賞した。
2作目のアニメーション長編映画『口蹄疫から生きのびた豚』（2024）は、彼の新たな作品である。"