Programプログラム
長編部門(コンペティション)
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イタリア
バレンティス
ジョヴァンニ・コロンブ
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ブラジル
クラリスの夢
グート・ビカーリョ
フェルナンド・グティエレス
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日本/フランス
化け猫あんずちゃん
久野遥⼦/⼭下敦弘
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チェコ
リビング・ラージ
クリスティーナ・ドゥフコバ
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⽇本
ルックバック
押⼭清⾼
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オーストラリア
かたつむりのメモワール
アダム・エリオット
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ドミニカ共和国
オリビアと雲
トマス・ピシャルド・エスパイヤット
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アメリカ
ペーパーカット︓インディー作家の僕の⼈⽣
エリック・パワー
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ハンガリー
ペリカン・ブルー
ラースロ・チャキ
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韓国
⼝蹄疫から⽣きのびた豚
ホ・ボムウク
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カナダ
ワールズ・ディバイド
デンバー・ジャクソン
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スペイン/フランス/オランダ/ポルトガル
ボサノヴァ~撃たれたピアニスト
フェルナンド・トルエバ/ハビエル・マリスカル
世界の潮流
アジアの風
ロトスコープの現在
新潟とアニメーション
戦争と平和
レトロスペクティブ
今 敏 特集
2025 年(第 3 回)では、「今 敏」特集を企画します。2010 年に 46 歳の若さで逝去した今 敏は、没後 14 年が過ぎたいまも、世界の最も偉大なアニメーション監督として真っ先に名前が挙がる一人です。その緻密な画面設計や現実と虚構をシームレスなつなぎ物語を綴る斬新な演出、さらに作品の背景に込められた知性、その全てで卓越した存在です。
その作品は世界中、アニメーションだけでなく、実写映画やイラストレーション、ゲームなど様々な分野に影響を与え続けています。この 21 世紀の日本アニメーションを代表する偉大な監督の業績を、あらためて作品と共に世界に届けたいと考えます。
特集では世界から高く評価され続ける「今 敏」のアニメーションの魅力は何かを振り返ります。今回は監督作品だけでなく、原画、演出などで参加した作品も合せて紹介します。いくつもの仕事の積み重ねを一望することで、「今 敏」の世界はよりクリアになるはずです。作品に関わったかたがたのトークは、制作当時の様子を明らかにします。
そのなかで今 敏の作品が、多くの映画人を惹きつけるのか、映画界、アニメーション界に影響を与え続けるのかを知ることが出来るでしょう。