Program

イベント上映 トーク付き

イノセンス(オープニング上映)

原題:イノセンス

日本

2004

作品紹介

人とサイボーグ(機械化人間)、ロボット(人形)が共存する、2032年の日本。魂が希薄になった時代。ある日、少女型の愛玩用ロボットが暴走を起こし、所有者を惨殺する事件が発生。「人間のために作られたはずのロボットがなぜ、人間を襲ったのか」。バトーは、相棒のトグサと共に捜査に向かう。電脳ネットワークを駆使して、自分の「脳」を攻撃する“謎のハッカー”の妨害に苦しみながら、事件の真相に近づいていく。

 

Ⓒ2004 士郎正宗/講談社・IG, ITNDDTD

監督

押井 守

1951年、東京都出身。TV番組の製作会社、ラジオ番組のディレクターを経て、1977年タツノコプロに所属。アニメの演出家を経て、TV『うる星やつら』(1981~1986)で異才ぶりを発揮する。同作の劇場版で監督デビューを果たし、1987年の「紅い眼鏡」で実写監督としてもデビュー。『機動警察パトレイバー』シリーズにアニメ監督として参加し、その後も数多くのヒット作を産み出す。1995年の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』 は日本の映像作品史上初の米ビルボード誌のビデオ週間売り上げで1位を獲得。2004年の『イノセンス』ではアニメ映画作品史上初の日本SF大賞を受賞するなど、内外ともに注目を浴びる。映画監督、アニメーション演出家、小説家、脚本家、漫画原作者、劇作家、ゲームクリエイターとして活躍を続けている。