Program

長編部門(コンペティション)

ボサノヴァ~撃たれたピアニスト

原題:They Shot the Piano Player

スペイン/フランス/オランダ/ポルトガル

2023

スケジュール/チケット

作品紹介

1959年、ブラジルのボサノヴァが音楽の歴史を変えた。エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、さらにはフランク・シナトラまで、世界中がブラジル音楽を歌い踊り始めた。ニューヨークの音楽ジャーナリスト、ジェフ・ハリスは、このムーブメントについて調べるため訪れたリオデジャネイロで、ボサノヴァの爆発的なヒットで重要な役割を果たした一人のピアニスト、テノーリオ・ジュニオルの存在を知る。その足跡を辿ると、繊細なタッチで聴衆を魅了した天才はブエノスアイレスでのツアー中に謎の失踪を遂げていた。創造的な自由が失われ、全体主義体制に飲み込まれる直前のラテンアメリカ、彼の地でジャーナリストが見た真実とは―― 。

 

© 2022 THEY SHOT THE PIANO PLAYER AIE – FERNANDO TRUEBA PRODUCCIONES CINEMATOGRAFICAS, S.A. – JULIÁN PIKER & FERMÍN SL – LES FILMS D’ICI MÉDITERRANÉE – SUBMARINE SUBLIME – ANIMANOSTRA CAM, LDA – PRODUCCIONES TONDERO SAC. ALL RIGHTS RESERVED.

監督

フェルナンド・トルエバ/ハビエル・マリスカル

【フェルナンド・トゥルエバ】
スペインの脚本家、映画監督、プロデューサー。
『ベル・エポック』(1992)で 1994 年アカデミー賞外国語映画賞を受賞。ゴヤ賞最優秀監督賞を 3 度受賞、第 37 回ベルリン国際映画祭では『Year of Enlightenment (英題)』(1986)で銀熊賞、『The Miracle of Candeal(英題)』(2004)でゴヤ賞最優秀ドキュメンタリー賞、『Chico& Rita(英題)』(2009)でゴヤ賞最優秀長編アニメーション賞を受賞し、第 84 回アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされた。音楽プロデューサーとして、グラミー賞を2 回、ラテン・グラミー賞を 4 回受賞している。

【ハビエル・マリスカル】
ハビエル・マリスカルはスペインのアーティスト、デザイナーで、その作品は絵画、彫刻、インテリアデザイン、造園など多岐にわたる。マリスカルは、少ないストロークで豊かな表現力を持つ合成言語を使う。1992 年バルセロナ・オリンピックのマスコット、コビの生みの親であり、共同監督のフェルナンド・トゥルエバとともに『Chico & Rita(英題)』でゴヤ賞長編アニメーション賞を受賞。"

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