長編部門(コンペティション)
リビング・ラージ
原題:Zivot k sezrání
チェコ
2024
スケジュール/チケット
作品紹介
12歳のベンは思春期を迎え、突然体重が気になりだした。他の子どもたちからいじめられ、離婚した両親はどうしていいかわからない。保健室の先生でさえ、彼のことを心配している。ベンは食べることが大好きで、シェフとしての才能が開花しつつあるにもかかわらず、ある思い切った決断をする。ダイエットを始めるのだ。これで事態が好転するかもしれない。運命の女性、クララのハートを射止めることも夢ではない。そして、本当に大切なのは見た目ではなく、自分がどう感じるかだということを知っていく。
© 2024 Barletta,Novinski,Novanima,Česká televize,RTVS,MAGIC LAB
監督
クリスティーナ・ドゥフコバ
監督、アニメーター、アーティスト。1993年から1997年までプラハのヤン・ネルーダ・ギムナジウムで学び、ピーセクの高等映画学校でアニメーションを専攻。2000年から2010年までプラハ芸術アカデミーでアニメーションを学ぶ。『LIVING LARGE(原題)』が長編デビュー作となる。パートナーのイジー・マカセックと娘のベルタも出演した卒業制作『USNULA JSEM(英題:A TEAR IS NEEDED)』(08)で、第8回国際アニメーション映画祭(Anifest)にて最優秀作品賞を受賞。後に同名の本を出版。ドゥフコバの作品は、その優れたアニメーションと視覚的な様式の美しさで群を抜いており、子供と大人の世界を融合させている。